「 久しぶりに出合った荒武者GL18乗り 」
2010/05/02 の つれづれ
感動親父
荒武者とは、細かな事をぐずぐず言わない人

荒武者を辞書で調べると、

「荒々しい武者」・「勇猛な武士」・「乱暴と見えるほどに意気盛ん者」・「がむしゃらの者」
とある。

2月に知り合い、その時に、荒武者は、我輩と一緒に走りたいと言っていたが、5月の奥只見ツーに誘ってみた。

所が、荒武者は、前日よりツーリングに出かけているが、何とか、一緒に走れるようにと、コースを変更して、追いかけて来てくれた。

昼食後、国道352を、2台のバイクが爆走してくるのを見つけると、正しく、荒武者と連れの2台であり、慌てて、合図すると、戻って来て、改めての対面となった。
荒武者が操るGL1800は、現車を手近で見て、目を見張るほどの
手を加えたGL1800であった。
簡単に、その手の加え様を紹介すると・・
GL1800は、2005年/国内仕様である。
元の色は、白だと言っているが、荒武者のGL1800は全塗装されて
恐ろしい程の仕上がりとなっている。

何気なく、見ると、塗装色は”キャンディーレッド”であるが、
その中に、凄さが隠されていた。

キャンディーレッドの中には、細かいゼブラ模様にラメをあしらって、
塗装されているが、凄い塗装である。
ヘルメットも、同じく、共色に塗装されている。

その厳ついGL1800には、OEMパーツやLEDライトも施されていて
自分好みに、仕上がっているのである。

同行した、ミッチーさんのFZ6も、全塗装されて、仕上がりは、拘りと言う、パール色にラメを配し、ピンストでラインが描かれていて、かなりの拘りの2台を見た気がする。
ゼブラ柄は、ラメが施されているが、写真では撮れない
私が、この拘りの仕上がりのGL1800乗りの荒武者の凄さは、バイクばかりではない。

GL1800の仕上がりに拘り、仕上がったバイクに跨り、ツーリングに走り回る、姿と考え方に私としては、同胞に合ったような共鳴を強く感じた。

やはり、ココまで手を加えて、走ろうと思うライダー心理は、ある意味、バイクライフの考え方も違うのかもしれないが、・・・

目立ちたい気持ちも有るかもしれないが、他には、無い自分のバイクに仕上げて、走ろうと言う意気込みは、走り方にも、荒武者らしき走りを見せる。

余り、神経質に細かな事は、言わない。

それは、自分で納得しての自分のバイクで、金を掛けたのだから、大事に乗ろうと言う
セコイ考えはなさそうで、私にその考え方を当てはめてみるならば、

好きな色に塗ったり、色々なパーツを付けたりするのは、自分のバイクを主張するだけで走りに関して、その手を加えた事には拘らないで、走ると言う事のようだ。
荒武者の走りは、果敢である。
手が掛かったGL1800ではなく、ただ普通の荒武者のGL1800乗りである。

走る考え方も、平然として、細々と細かい事は言わず、堂々とライディングしている事であり、ある意味、マスツーの後に謙虚に走っている。
荒武者は、無駄口を叩かない。
走る事に、楽しさを探して走り回り、にこやかな顔で応対してくる。

最後に、荒武者が荒武者として感じた事は、リアータイヤが減りきり、キャンバスが出て来てしまったが、私が、危ないと言っても、平然と、気にもせず、ライディングの仕方を話す。

言い方を変えれば、無謀とも取れるが、そこは荒武者の凄さで、高速を120で走って、タイヤの減り具合によっては、100に落として走り、それでもバランスが悪くなったら80に落として走るからと、平然と言い残している事である。

その言った通りに、荒武者は、難なく、私より先に家路に着いている。

久しぶりに、私に会いに来て、一緒に走ってもらったが、こんな荒武者と、改めてゆっくりと一緒に走ってみたいと思った。
その時には、新たな荒武者の姿を見つけるl事が出来る気がする


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