最果ての地、佐多岬田尻谷・民宿なぎさに宿泊。
昨夜、この民宿を教えてくれた釣り人と、話しを摘みに美味いビールを少し多めに飲んだ。
釣り人は、千葉に住み、現在熊本に単身赴任とかで、横浜鶴見に育ったとか、定年を過ぎているが、今回は石鯛を求めて釣に来たとのことである。
我輩は何時も通り早起きで、海辺を散歩、朝食を食べるも、目的の佐多岬に行く道は一つ・・・・
ロードパークを走らなければ行けないのである。
だが、その道路は午前8時にならないと開門しない。
民宿を精算・・¥7800・・元来は¥6000で、ビール代が加算した。
少し、時間が早いが出発。佐多岬ロードパークの入り口は直ぐそこだが、入り口に着くと、バイクが一台停まっている。
話してみると、神奈川県も海老名から来たとの事、この若者も我が家に近い人である。
室戸岬では猫の話しがあったが、此処では、8時近くなりゲートのおばさんが着くと、何処からか、子供のイノシシが、一匹二匹と3匹の出てきて、ゲートに向っていく、親のイノシシも山の方からゲートに集まりだしてきたのである。・・・イノシシたちは、ゲートの所で、たむろしておばさんが何か上げているのか、そこにいるのである。
バイク通行料¥400を払い、佐多岬へと走る。
途中北緯31度線を通過して、佐田岬へ到着。
駐車場のけったいな大きな木下に止めて、岬まで歩き出すが、トンネルの中に小屋が立ち、通行料¥100を払い、テクテクと、岬まで又もや歩くのである。
南国らしき木をこぐリ、灯台の見える展望台に着き、知合った人と写真を取り合い、又上ったり下ったりしてバイクの元に着くと、何とガードマンが3人も来ている。
どうやら、これから込み合うのであろう。
午前8時40分出発。
県道45を走り国道269に出て、左に鹿児島湾を見ながら、桜島目掛けて走り続けるのだ。
鹿屋市に出て、国道220を、坦々と、ただひたすら車の後ろを追尾して、桜島に向って走る。
道中写真を撮りながら、国道224に入り、桜島の麓を溶岩を見ながら走った。
午前10時半、桜島に到着も、此処からフェリーで鹿児島へショートカット。
ピストン運行で直ぐにバイクはTOPに乗り込み、鹿児島へ・・
鹿児島から暫くしてから、九州道には入り、そのまま、指宿スカイラインに入る。
ここで、暑いのと、下道の混む国道を避けて、スカイラインを走る事にしたのである。
この指宿スカイラインを走り、一気に池田湖に向かう事にした。
このスカイラインは、最高の道である。
走る事にしたのは、大変よかったのであるが、鹿児島で下りたから、給油するする場所を見過ごし、すのまま、九州道には入ってしまったことが、後で、スカイラインを慎重カツECOランを強いられる羽目になってしまったのである
 
バイク¥420・・・見事な快走路である。
すれ違うバイクの連中は、コーナーを気持ち良さそうにガンガン飛ばして攻めて走っている。
この指宿スカイラインは県道17らしいが、最高なロードには違いない。
だが、私はと言うと、鹿児島で給油をしなかったために、走り出してから、ゲージを見ても、ガソリンがレッドゾーンとなり、坂になると、赤ランプもつく始末。
ロードを堪能しながら、指宿まで後40Kmとかの標識を見ては、我がガソリンゲージのニラメッコ状態。
リッター20km走って、2リットルとか、レッドゾーンのゲージを見ては、はらはらしながら、ECOラインなのである。
あと少しの所では、完全にエンプテーランプも点灯してしまい、それでも、何とか出口に到着。
左見て、右見て、曲がろうとして見た時に、右方向に直ぐそこにスタンドを見っけ!!
”助かった!”・・・直ぐにスタンドに入る。
21.9?¥3372・・・宮崎県南郷から指宿池田まで・・235.3マイル≒376.5q
?/17.4qの走りである。・・・・午後12時29分
GL1800タンクが25リットルなので、約3リットルぐらい残っている感じであるがそれでも良かった。
ガソリンは早めに入れるべきで、いままで、早めに入れていたが、今回は、タイミングが悪かった気がする。
そこから、あの”イッヒー”で有名な池田湖に・・・午後12時40分到着。
昼食に”そば”を食べて、午後1時10分出発となる。
池田湖を走り、開聞岳に向かい、そこから県道242を走り、薩摩半島先端・長崎鼻に向う。
長崎鼻は、パーキングに入って、灯台まで歩くようだが、混み合っていて、中止。
道路脇から写真を撮り、先を急ぐことに・・・
元に戻り、国道226に戻り、南薩摩路を走り済んだのである。
午後3時半・野間半島・大浦を通過。
この国道は、海岸線を走るのは良いが、道は狭く、曲がりくねった飛ばせない道である。
走りながらの景色は最高であるが、今まで海岸線を走って、太平洋を見ながら走っていると、景色の違いはわからなくなってくるので、ただ、景色が良かった・・・と・・いうだけしか言えないのが寂しい。
野間半島を走るが、野間岬は寄らず、遠巻きで見えるのは尾根伝いは、風車が数本立ち並び、その先は岩が見える岬のようだ。
そのまま、断崖の際をのんびりと走り、加世田市から、時間との調整で、県道10号に入り、・・
今夜の宿泊予定を霧島温泉と決めていたので、ショートカットなった。県道10号を飛ばして、九州道・谷山ICに入る。
此処から高速を利用も、九州道を鹿児島を過ぎて、加治木JCTで、高速を間違えてしまい、東九州道に入ってしまい、隼人東ICで下りて、国道223を、霧島へ向う。
高速の乗ってから、雲行きが悪くなり、雨が降り出してきている。
後輪のタイヤも、気にしてみているので減ってきているし、雨の時には注意意が肝心で、慎重に走る。
霧島温泉に近付くに連れて雨の激しく降る出してきたいるが、昼間暑かったせいで、雨合羽も着ないで、濡れて走る事にしていたので、かえって気持ちが良い。
さて、霧島温泉に入り、宿を探すのであるが、果たして、民宿があるのか、立派な旅館はあるにしても、民宿があるかはわからないまま、きょろきょろ探しながら上って走る。
あった!!・・民宿みちや荘の看板・・・少し看板を通り過ごしてしまったので、戻って、確認。
500m先と書いてある。・・・・・・500mかァ!!
直ぐそこかな!!・・・・あれ!、一向にない。
 
十字路にスーパーを見たら、ライダーが二人、・・・・聞いてみたら、この先に、空き室ありの看板の民宿を見たとの事で、お礼を言って、急ぐ。
あった!あった!・・・・名前を見たら、看板の民宿だった。
後で、聞いたことだが、看板の500mは間違っているとの事で、直さなければとの事。
早く直して下さい。・・・・・迷える親父より
午後6時に民宿に無事に着く。
無事に着くといっても、これから、泊めて貰えるか聞かなければ、着いたことにはならないのである。
そこはそれ、空き有の看板、大丈夫と、玄関を入る。
いつもしているように、我輩のバイクを目立つように玄関前に止めて、”泊めさせていただけますか”
今まで、泊まった民宿の中で、最も愛想の良い歓迎である。
バイクも、”ガレージの下にどうぞ”・・・ご主人も、外まで出てきて、挨拶してくれて、我輩は大感激である。
女将やらマカナイやら、皆愛想が良いのである。・・・・こりゃ〜〜最高の民宿。
更に、此処は霧島温泉郷で、民宿で温泉つきである。
至れり尽くせりとは、このことだろう。
この民宿は、我がGWSのお宿で、絶賛して紹介する価値がある。
玄関を入ると直ぐに食堂があり、まず、その椅子にの座って、今日の咽喉湿しに、ビールを注文。
部屋の番号は203号室だが、部屋に行く前に一服も、奥さんがサンダルを満ってきてくれて我輩の脱いだブーツを下駄箱に片付けてくれたり、何だか!恐縮仕切りである。
一服、ビールも飲み、部屋に入り、早速と温泉に入らせてもらった。
水で、体を冷やしてから、ユックリ、温泉を堪能・・・良い湯だった!!・・・万歳。
料理も,大変良かった。
晩飯も良く、ますます、ビールが進む。気分の良い夜を迎える。
 
日本一周海岸線と岬と灯台・・四国・九州・山陰の旅
2006/08/13・日曜日・快晴で後霧島に近付き雨
走行距離:249.4マイル≒399.1q
5日間走行距離:1468.6マイル≒2349.8q