昨夜、辿り着き宿泊したした民宿は、愛媛県・明浜にあり国道378沿いにある。
民宿・ふるさと・・昨夜食事した所が、どうやら、民宿の食堂でもあり、夜は居酒屋に化けるようである。
遅かったから、ネタも少なかったが、結構美味い物を食べさせてもらった。
ご会計は・・・¥6350・・・飲み食いしてである。
朝6時には起床して、出発の準備を済ませて、朝食を食べて、御礼を述べてから・・・
朝7時50分に宿を後にした。
前日の理想としていた宿泊は佐田岬半島の三崎港の予定であったが、それはそれ、よしとする。
国道378はまだまだ続き、少し広くなった国道を海岸線沿いを
カーブ又カーブとうねって走る。
国道197に出て、八幡浜に出て、渋滞で、又県道249に逃げて、渋滞を回避。
佐田岬半島に入る。・・・・国道197である。・・・佐田岬メロディーラインらしい。
午前10時40分佐多岬に到着。
此処の佐田岬と灯台は見ていかなければと、心に決めていたのであるが、国道から県道256に変わり、極端に険しい道となり、やっと、佐多岬に着いたのであるが、駐車所は工事中で、ガードマンの支持に従って路駐である。
佐多岬の入り口には、岬・灯台まで、片道1.8KMと書かれている。・・・・・又もや、”愕然”
先がわからずまま、歩き出した。・・・・・道は遊歩道で狭く、緑のトンネルと書かれていたりして、最初はなだらかな坂が、その先は急なくねった下り坂・・・・待てよ!!・・・帰りはこの道を上って帰るのかと思うと、気が遠くなるが、気持ちを取り直して、一歩一歩ゆっくり慌てず坂を下る。
下がり切った所に、バンガローが建っていて、これが終わりかと思いきや、これから、岬・灯台まで急な上り。
やっとの思いで、灯台岬に辿り着き、記念写真を撮り、呆気ない・・・・それだけである。
又もや、今来た道を1.8Km歩いて、バイクの元に到着・・・・・結構疲れました。
午前11時半出発。・・・・九州に渡る為に、三崎港に急ぐ。・・・・此処までは快晴
三崎港に着いて、直ぐ出航である。・・・・休むまもない。
港に着くと、一人の乗船係の若者が我輩のそばに来て、興味があるのであろう、色々と話しかけてきた。
忙しい、急いで、乗船券を買いに行く、バイクは2台だけ、・・・・三崎港から大分・佐賀関まで、バイクが¥1759で大人¥910・・・締めて¥2660である。
乗船時に、バイクを停める所で、船舶のロープをかける凸凹の所で、踏ん張れずに、倒れて、必死にこらえるも少し、サイドミラーに傷をつけてしまった。・・・・船員も助けてくれたが・・・残念!!
午後12時20分出航・・・海は穏やかであるが、暫くすると、雨足が・・・・
九州・佐賀関に着く頃は雨の降り出してきた。・・・・午後1時50分下船。
フェリーは九四フェリーである。・・・・・船上では、鳶職人と名乗る若者と話しをしたり、先ほど行って来て、佐田岬の写真を甲板より写真を撮ったりもして、時間潰し。
下船後、その足で、関崎灯台に向かい。遠巻きに灯台を写して、海洋館で、”関アジ定食¥1500”を食べる。・・・・関アジは身がしまり、美味しかった。
国道217南下。
少し走って、佐志生で給油・・近くには、「ウイリアム・アダムスが、1600年に漂着した島」・・黒島がある。・・・大分県臼杵市
17.4?¥2850@156・・・170.7マイル≒273.2KM・・・?/15.7q
・・・・雷を伴い雨も激しく振り出してきた。・・・途中の洞門で雨をしのぎながら、雨合羽を着込む・・・・・雷が途中で激しくなり、先の煙突に落雷するのが見える。
走っていても、少し怖い感じであるが、ひるんでいたのでは、先に進めないので、頑張って走った。
佐伯に出ると渋滞。・・・渋滞の根源は、新佐伯大橋のようだ、それを過ぎたら、車は流れ出したのである。
元来ならば、橋を渡って、鶴御崎に寄る予定も、時間がなさそうで、パス。
国道388を走り出すが、日豊リアスラインたるや、ロウカル国道となってしまった。
時間も5時を過ぎ、今日の宿泊地を探しながら走る羽目なってしまった。
途中で県道に入って、海伝いに入るが、民宿らしきものが無く、揚句の果てが、行き止まり。
仙崎の先で道が無く、民宿も無し・・・・戻る羽目になる。国道388に戻り、走って、トンネルの手前に、民宿の看板を見つけて、よく見れば良いのに、横目で流して、適当に、元猿海岸に入り込む。
看板で見た民宿らしきものが無い。
更に先に進むと、元猿漁港の近くに・・・・ありました・・・民宿・磯吉
民宿に着く頃は、雨も止み、雷の止み、雨合羽も乾き、良かったのであるが・・・
さァ〜〜〜てと!
駐車場に車一台と待っていない民宿・・・・早速交渉となる。
此処に着いた時には、午後6時半。
後には引けない気持ちである。
玄関の扉を開けると、又更に奥に扉がある。・・・・何だ!こりゃ!
思い切って中に入ると、民宿の親父が一人、ぽつねんと座って、酒を飲んでいる。
”泊めて欲しいのですが!!”
親父は、”今日は駄目!”との返事で、断られたのである。
困った。・・・・・この先、民宿を探すのかと戸惑って表に出ると、親父さんも出てきて、我輩のGL1800見て
”何処から来たのと”と、聞いてきた。
すかさず、”神奈川県”と答えたのは、言うまでも無いが・・・・
バイクを見て、”凄いバイクだね”との、反応があり、・・・・”女将に聞いてみると”と、言ってくれたのである。
その結果、反応は良い結果に進み、泊まれる事になったのである。
この民宿は、住まいが近くにあり、夜はそちらに帰って寝るらしいのである。
泊まれる事になり、早速、濡れ物を片付けている内に、車で、女将さんが来てくれた。
女将さんとも、挨拶を済ませて、我がGL1800にシートを被せてから、宿の中へと入る。
民宿の中には、大きいイケスがあり、中に魚がいるかは定かでないが、覗きもしなかった。
早速、女将さんはお風呂を沸かしたりしてくれて、準備に取り掛かっている。
”今日は、大したもの無いよ”との言葉に、”泊まれるだけでも良いです”と答えながら、・・・
着替えも、部屋も見ない内に、テーブルに座り、ビールを注文。
1本飲み、2本目を開け、
”何か簡単なつまみ無い”と注文・・・何が出たか、忘れてしまったが、その内に、晩飯を出してきてくれたのである。
この民宿、以前にも、ハーレーのお客やらが来るらしくて、結構バイクの話しやら、色々のお客の話等で話も弾んでしまった。
ビールも、大瓶で3本と進んでしまったのである。
晩飯も、大したものが無いといいながら・・・
カワハギ・はまちの刺身・するめの丸煮・煮物など、大満足の料理である。
最初に見つけた時には、少し怪しい感じがしたが、何でも、人とは触れて話して見なければ、わからないもんである。
当然、お客は我輩一人である。
食事中も、民宿の家庭の話しや、子供が4人居てとかの、色々の話が、女将さんを交えて盛り上がった事は、楽しかった。
この元猿の話し等もしてくれて、楽しい時間は過ぎたのである。
食事も済み、部屋の案内されて、汚れ物を方付けて、お風呂に入るが・・・・・
外観と部屋内は、イメージも違い、小奇麗にされていて、最高である。
我輩が、布団に入る頃は、女将も親父も、住まいに帰っていってしまったようである。
この民宿には、我一人となっているようだが、そんな事は、どうでも良い。
クーラーをガンガン効かせて、何時ごろ就寝かは、わからない。
それにしても、今日も、ラッキーで良き民宿に泊まれた事が、楽しく嬉しい。
ツーリングに出かけて、出かけた先での、ふれあいが実に楽しいのである。
おごらず、相手と楽しく話しが出来るということが、私のソロツーリングの目的でもあるから・・・・
 
我一人だけの民宿・宿泊・・・・・大満足。
 
2006/08/11・金曜日・快晴後四国から九州に渡る頃から雨で、九州で雷を伴う雨
日本一周海岸線と岬と灯台・・四国・九州・山陰の旅
走行距離:149.2マイル≒238.8q
3日間走行距離:950.7マイル≒1521.1q