三笠ICを下りて、県道16号を、車の後ろについて、のんびりである。朝は、まだ早いと言うのに、もう、パトがうろついているのである。山の中を走り、三段の滝PAを過ぎて、右折。県道135(美唄富良野線)を・・国道に出ると、まもなく、待ち合わせの富良野駅である。
県道16・県道135は、道路としては、ワインディングには、いい道路だが、黄色いはみ出し線が引かれ、誰もが、追越をかけないので、私も慌てず、のんびり追従走行であった。
富良野駅に朝9時に到着。布施氏は既に駅で待っていてくれたのである。駅前の食堂で、取り合えずコーヒーを飲み、今日のコースの打ち合わせをする。私は、朝から、コーヒーと、よく冷えた生ビールを飲み干して出かけることに・・・・・
早々に、給油を済ませて、ドラマ”北の国から”の、麓郷の森の拾ってきた家を見学。地元の方が、布礼別(ふれべつ)を右に入ると景色が良いと教わり、走ると、北海道名物の”直線道路”である。東九線、パノラマロードを走り、国道237の深山峠のラベンダー畑で写真を撮り 、一路、旭川へ向かう。市街地が嫌いなので、途中を県道68に入り、旭川空港を横に見ながら、県道140、畑の中を走り抜けて、国道39を右折して直ぐに、昼食の為、食堂に、”タバラ丼¥1280)は、なかなか上手くて、2人で大満足。パトカーに気をつけながら、日東から、国道273に入り走るが、今日の宿泊地・標津の野付半島の民宿のつけに予約を入れてあるので、湧別方面国道333を行く予定が、浮島で勘違いしていまい、左折、国道273を、紋別へと向かってしまったのであるが、浮島峠を越えて走るこの山道が、素晴らしいワイディングロードである、ついぞ、スピードを控え目にを忘れて、山道を走ってしまったのであるが、こんな山道も、道警は、許してくれないのか??パトカーとすれ違い、ヤバイの!!スピードダウンである。
道の駅たきのうえ、で休憩。又もや、パトカーである。本当に嫌らしい北海道である。
紋別に近づく頃から、雲行きがおかしくなり、前方に、真っ黒な雲が漂っている。布施氏と”やばい”とばかりに、雨合羽を着込み、進むと、やはり、凄い雨に会ってしまうのである。
紋別から国道238、海沿いを湧別に向かい、そこで、給油。
遠回りした分、時間も大分遅くなってきている。GSを出て、国道242を行き、安国より、国道333を走り、北見に出て、国道39を美幌に出て、国道354を走る予定が、道が分からなくなり、美幌駅で、2人で地図とにらめっこ!!
やっとこさ!!国道334に入り、走り出すが、日もかげり、薄くなってきている。
小清水からは、国道334は、何と!!18.5KMの行けども!!行けども!!の直線道路である。
聞いた話だが・・・この直線道は、網走刑務所の囚人により造られたとの事を・・・・後で来たのであるが・・・本当かは??
国道から、更に、県道827に、真直ぐの道路が続き、暗くなった、直線道路を、ハンドルを切る事さえ、忘れてしまう長い距離を走り、国道244の出て、標津方面に走るが、既に、真っ暗で・・・・すれ違う車さえもなく、外灯があるわけも無く、根北峠を越える頃には、気温も下がり、大変寒い中を、黙々と、淡々と、走っているが、一人では、実に淋しくなる事かと思いながら、まだ、今日は布施氏と2人で走っているのと、無線で、話しながらの夜道なので、気もまぎれる。
標津に入り、2年ぶりに来た、野付は、なかなか着かず、やっとこ、半島に入り、民宿にたどり着くが、既に、時間は夜8時を少し回っていたのである。
民宿には、途中で、遅くなることを連絡してあり、”気をつけて、来てください”の一言で、心温まる心境である。
民宿に到着。準備しておいてくれた膳が、テーブルに並べてあり、布施氏と、取り合えず飯にありつくことに。私のお奨め”民宿のつけ”を布施氏を誘い、食通の彼も、満足してくれた事で、一安心である。
膳には、花咲ガニ、野付で捕れる”縞えび”・・布施氏によると、高級で、関東では、手に入りにくい食材らしい。黒カレイ、ホタテ、自家製の煮物、ジャガイモをしゃけ味噌を着けて食べる等、大満足の夜食を済ませて、今日の行程は終了となり・・消灯10時半。
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大雨
銭函の旅館・慶正の朝は、早起きである。
日の出と共に、目が覚め、窓を開けると、石狩湾が望め、今日は、昨日までの天気とは、打って変わって、晴れそうである。
朝食が7時からなのであるが、待ちきれずに、食堂に行くと、準備の真最中で 、でも、無理やり、早飯を促したのである。
今日は、8日から北海道に来ている布施氏と、富良野で合流することになっている。起き抜けに、出発の準備を済ませてあり、朝飯後、そそくさと、旅館を出発。
銭函から札幌本線にのリ、札幌より道央道に入ると、札幌は、朝靄で視界が悪いが、三笠IC迄、慎重に飛ばす。地元の車はやたらと飛ばすが、私は、県外者、注意に注意である。