紀伊半島・龍神３

昨夜は、遅く着いたにもかかわらず、夕食は、酒を交わして、山菜のてんぷらやシカ刺しなど摘みにして、峯尾さんのリクエストにより、みはり寿し、さんま寿し、挙句に、あまご寿しまで作ってくれて、満足な夕食にありついたのである。インターネットで見つけた民宿だが、食卓は大変良かったのである。又、イワナの里では、東紀州の水を作り、売る出しているのであるが、帰りには、ペットボトルに４本詰め込んで頂いて来たのである。イワナの里は尾鷲の町より４㎞程山に入った所にあるが、たどり着くと、周りは山で、閑静な場所である。鹿、イノブタ・ダチョウ・イワナなどを養殖していて、山菜も自家栽培みたいであるが、峯尾さんの一言”納豆”の注文も、夜、わざわざ、若旦那が待ちに買出しに行ってくれて、朝飯のおかずに出してくれたのである。夕飯も朝飯も言いたい放題でもまかなってくれたくれた事に感謝するしかない、民宿でした。

朝方は、今日も雨かと思わせたが、段々、霧も上がり、出発する頃には、少しであるが晴れ間も見えてきたが、ズボンだけ雨支度をして、８：３０に出発である。

屋根付きの駐車スペースから、杉並木を通り、尾鷲町へ出て、R42を、伊勢湾道・勢和多気ICに走出したのであるが、途中で、雨も降りそうに無いので、大宮町の道の駅・奥伊勢木つつ木館により河童を脱ぎ、止めた前に、ラベンダーのソフトクリームに目が行き、岩田さんと二人で、むさぼってたが、目を先に、ベンチに腰掛、峯尾さんもむさぼっていたのである。

爽快に高速を伊勢方面に走ると伊勢ICの手前で又渋滞、何だ！！と思いきや、料金所での渋滞、すり抜けで、早く脱出、そこから、伊勢二見鳥羽ラインを走り、伊勢湾フェリー乗り場に到着。１３：１５発に乗ることに、１時間待ちであるが、２０分前に乗船準備、切符やお土産や摘み食いをしてたちまち乗船である。乗船後、￥３２０で特別室に入ることに、５５分の豪華な船旅でした。少し波が高く、船も揺れたが、無事に伊良湖岬に到着。我らが下船しても、峯尾さんが来ない。暫らくして下船してきたが、どうやら、フェリーの中で立ちゴケをしてしまったらしい。後で分かったことだが、アンテナも折れていた。

伊良湖に下船して、走出したが、何と海を渡りR42に続いているのである。淡々とした道で、黄色い線が二重線に続くが、所々、はみ出しては、追い越し快調である。豊橋でR42とお別れして、R1、浜名バイパスに、信号で止まっていたら、神奈川のZRXだけのグループと一緒になった。我らはお構いなく、バイパスをここぞとばかりにかっ飛ばす。バイパスも終わりR１に出るが、浜松祭りで渋滞であるが、そんなことお構いなくすり抜けで、クリアーである。

浜松ICに乗る前に、GSで最後の補給、ガソリンが満タンになった所で、浜松ICへ、東名に入るや、上りは渋滞が始まっている。その流れの中を、フリー走行で、待ち合わせSAの富士川まで１００㎞飛ばして、暫し休憩。浜松で会ったZRXのグループも到着、挨拶をして、次の休憩地、集合場所、秦野中井PAまで、又、フリー走行になってしまったが、

休憩していると、考えることは同じなのか、ZRXのグループも続々と入ってくる。我らは御殿場足柄SAの混雑を避けて、このPAに下のであるが、バイク乗りの心情は、どうも同じということなのかもしれない。最後の休憩で、ここから一気に厚木ICから帰宅することに、益々の大渋滞と思いきや、厚木IC手前で事故であった。それでも、大渋滞には違いが無いけどね！！厚木ICを下りて、R１２９も渋滞で、待ちは何処もかしこも渋滞でやになってしまう。

夜食を、筆者の家のそばのファミレスですることになり、今回のツーリング談義をして、お別れとなりました。

反省点

知らない土地に行く時には、地図上のＫＭでは、時間が計り知れないということである。休憩時間やこの度は、偶然に知り合いに会ったり、天気予報も晴れのつもりが外れて雨になったり交通も渋滞で抜け道が無かったり、一本道での事故で通行止めに会ったり、挙句に暗くなり、道を間違えたりして、色々の出来事が待ち構えていることを計算されていない為に、時間の遅れが生じてしまったことだが、何も無いより、何かがあった方が楽しいともいえるのかもしれない。

又、今回のツーリングは紀伊半島のど真ん中を走り抜いたコースである。